外陰部にできるできものは、もちろん病気のサイン?でも、痛みやかゆみを感じないできものもあり、 病気に感染していることに気づかないケースも多くあります。性感染症はセックスによってうつる病気のことで、大半がコンドームで予防できます。パートナーとともにしっかりと治療に取り組めば治療できるものがほとんどです。感染しても自覚症状のないものも多くあります。定期的な検診を行いましょう。
尖型コンジローマ | 主に性交渉によって、HPV=ヒトパピローマウイルス(Human Papilloma Virus)に感染して起こる代表的な性行為感染症(STD)のひとつです。 |
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淋 病 | 淋菌という病原菌が原因で、性行為(口による性行為も含む)によって、感染します。クラミジア同様に生殖器だけではなく、口腔内に感染することもあります。また、菌自体は非常に弱いもので、性行為による接触以外では、ほぼ感染しません。クラミジアと同じく、症状があまりでないことがあります。 |
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トリコモナス膣炎 | 膣内にトリコモナス原虫といわれるものが感染しておこる性病です。悪臭のある黄色から淡い灰色、あわ状のおりものが増えるため、比較的感染に気が付くことが多くあります。日頃の検診が非常に大切です。 |
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カンジダ膣炎 | おりもの異常を起こす病気の中で最もポピュラーな感染症で、膣内の常在菌である「カンジダ真菌」というカビが異常に増えることによって起きる感染症です。「感染症」と言っても、「性感染症」とは異なりますので、性行為が全くなくても発症します。 |
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バルトリンのう腫 | バルトリン腺とは、小陰唇(しょういんしん)の付け根、膣口の側面にあり、性交時に半透明の粘液を分泌する腺です。 |
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